空に浮かぶ白い月を 水鏡に映して
すくおうとして 月を壊す
月の欠片 溶けた冷たい水
零しながら飲み干した

灰色の空に浮かんで ぽつり 夜に置き去られて
自分に似ている 気がして

共に沈みましょう 水鏡の底へ
穏やかな水面 揺らさぬよう息を殺して
置き去りの月 抱いて
私はあなたを ひとりぼっちになんかしないよ


空に浮かぶ白い月は 少し欠けた十六夜
何故だろうか 涙が出た
月の欠片 私のものならば
想いながら見上げてた

真昼の空 浮かぶ月は
太陽が憎くないのだろうか
自分から 輝きを奪い
己を誇る 黄金の華を


共に沈みましょう 水鏡の底へ
穏やかな水面 揺らさぬよう息を殺して
置き去りの月 抱いて
見つけに行きましょう 欠けたひとかけら
雑踏の中を かき分けては逆らって
そのひとかけら 探して
私はあなたを 欠けたままになんかしないよ


空に浮かぶ白い月を 水鏡に映して
すくおうとして 月を壊す
月の欠片 溶けた冷たい水
零しながら飲み干した


私はあなたを ひとりぼっちになんかしないよ



052:真昼の月
こっ恥ずかしい・・・・・・っ!
じゃあ出すなって話ですが・・・・・・あうあうあう(泣)。
「明」って字は「お日さまと月がいっぺんに出てるから『明るい』じゃないんだよ」と教えてもらいました。
「太陽と月が一緒に出てる時、月は光ってないでしょう?」
なっとく。
じゃあホントは何? ・・・・・・それも教えてもらったけど忘れちゃいました・・・。駄目すぎる・・・orz

2005/09/05