吐く息の白さ 確かめた夜に
からだとからだ 寄せ合いながら
ぬくもり抱いて 堕ちるよう 眠ろう

目覚めた朝の 張りつめた冷気さえ
この胸に抱いたぬくもり 確かめるだけのもので
ひとり目覚めたあの朝
まるで嘘のように

白んだ空 窓越しに
僕らを微かに照らし出す
眠る君の額にくちづけを
暑いくらいのぬくもり 贅沢にかみしめて
ただ君を抱いて


重ね合わせた てのひらの熱は
窓越しの流星 照明代わり
ぬくもり重ね 揺れながら 眠ろう

沈む月を 窓越しに
僕らは抱き合い見つめてた
そんな君の横顔くちづけて
暑いくらいのぬくもり 逃さぬよう抱きしめて
ただ君を見つめ


別れ際の笑顔は ゆびきりの代わりに
「それじゃあ、また、今夜」
別れ際に手を振る 僕と君の約束
「それじゃあ、また、今夜」


白んだ空 窓越しに
僕らを微かに照らし出す
眠る君の額にくちづけを
暑いくらいのぬくもり 贅沢にかみしめて
ただ君を抱いて
まだつたないぬくもり 執拗いほど重ねあって
ただ君と堕ちて


吐く息の白さ 確かめた夜に
からだとからだ 寄せ合いながら
ぬくもり抱いて 堕ちるよう 眠ろう





 ・・・・・・何も聞かないで下さい
 わかっちゃいるけどこっ恥ずかしいワケで。

2006/01/07